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橋本 俊輔*; 中島 健次; 菊地 龍弥*; 蒲沢 和也*; 柴田 薫; 山田 武*
Journal of Molecular Liquids, 342, p.117580_1 - 117580_8, 2021/11
被引用回数:3 パーセンタイル:25.84(Chemistry, Physical)エチレングリコール水溶液中に二酸化ケイ素(SiO)ナノ粒子を分散したナノ流体の準弾性中性子散乱測定(QENS)およびパルス磁場勾配核磁気共鳴分析(PFGNMR)を行った。研究目的は、このナノ流体の熱伝導率が理論値を超えて増加するメカニズムを解明することだった。得られた実験結果は、SiOナノ粒子の周りの液体分子の運動が非常に制限されているため、SiOナノ粒子の添加により、エチレングリコール水溶液中の液体分子の自己拡散係数が低下していることを示す。そして温度一定の条件で、SiOナノ流体中で、液体分子の自己拡散係数が減少するにつれて、熱伝導率が増加した。
稲見 俊哉; 大和田 謙二; 松田 康弘*; 上田 勇治*; 野尻 浩之*; 村上 洋一*; 有馬 孝尚*; 太田 寛人*; Zhang, W.*; 吉村 一良*
Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 238(1-4), p.233 - 236, 2005/08
被引用回数:8 パーセンタイル:52.8(Instruments & Instrumentation)通常強磁場下でのX線回折実験は超伝導マグネットを用いて行われ、このため、最大磁場は15Tとなっている。この限界を超えるため、われわれは、パルス磁場を組み込んだX線回折システムを構築した。8T近傍で起こるPrCaMnOの構造相転移と26T近傍で起こるYbInCuの価数転移をデモンストレーションとして示す。
松田 康弘*; 上田 勇治*; 野尻 浩之*; 高橋 俊晴*; 稲見 俊哉; 大和田 謙二; 村上 洋一; 有馬 孝尚*
Physica B; Condensed Matter, 346-347, p.519 - 523, 2004/04
被引用回数:51 パーセンタイル:86.09(Physics, Condensed Matter)高磁場下での放射光実験を行うために、非常に小型のキャパシターバンクと小型のパルスマグネットを開発した。長さ1msで20Tのパルス磁場を1kJのエネルギーで発生できた。ミリ波領域での電子スピン共鳴とX線回折実験を行うことができた。
島本 進*; 村瀬 暁*; 西井 憲治*; 内藤 文信*; 松井 邦浩; 高橋 良和; 辻 博史
電気学会論文誌,B, 122(1), p.58 - 63, 2002/01
国際熱核融合実験炉(ITER)の超電導マグネット用46kANbSn超電導導体の短尺サンプルのパルス磁場損失を、熱量法を用いて測定した。その結果、本導体は約1000本の素線から構成されているが、その素線間を流れる結合電流の時定数が30msであることが得られた。この結果をもとに、各素線の幾何学的解析を行い、実際の撚線のツイスト・ピッチより長い結合ループがあることを示した。これは、CSモデル・コイル実験結果の解析の基盤となるものである。
菊地 正博; 鳴海 一成; 北山 滋*; 渡辺 宏; 山本 和生*
FEMS Microbiol. Lett., 174, p.151 - 157, 1999/00
被引用回数:16 パーセンタイル:32.92(Microbiology)放射線抵抗性細菌Deinococcus radioduransのゲノムDNAを制限酵素NotI,PmeIで消化した後、その断片を再構成することにより、ゲノムの物理地図が作成された。ササンハイブリダイゼーションと組合せて、連結断片と切断部位の接続を検討したところ、KD8301株は染色体I、染色体IIとプラスミドを持っていることがわかった。DNA修復遺伝子(recA,uvrA,polA,ruvB)は染色体Iに存在し、lexA遺伝子は染色体IIに存在していた。非消化のゲノムDNAを用いパルスフィールド電気泳動の結果、細胞中に染色体IIの多量体構造が存在することが見いだされた。これらの結果は、多量体形成に関与するメカニズムが、この菌のDNA修復系としても利用されているかもしれないということを示唆している。
辻 博史; 奥野 清; 高橋 良和; 安藤 俊就; 島本 進; 小笠原 武*
IEEE Transactions on Magnetics, 17(1), p.42 - 45, 1981/00
被引用回数:7 パーセンタイル:68.71(Engineering, Electrical & Electronic)IEA国際協力で行われているLarge Coil Task用の日本の超電導テストコイルにおけるパルス磁界損失諸特性について検討の結果について報告する。
新井 英彦; 堀田 寛*
Journal of Chemical Physics, 75(5), p.2252 - 2257, 1981/00
被引用回数:4 パーセンタイル:20.97(Chemistry, Physical)大強度パルス電子線(Febetron 706)によるヘリウムとアルゴンのイオン化過程の電子計算機による数値解析を行い、パルス電子線の気体中での自己集束度の観測結果と比較した。その結果、自己集束度は生成電離気体の性質を反映したものであることが明らかとなった。さらに、気体イオン化過程の大部分はパルス電子線の誘電電場によることが明らかにされ、各種希ガス中での自己集束度の差は、電場による各気体の電離周波数の差に対応することを立証した。